「臨床検査学」について書きました(2)
おはようございます。
愛媛に帰省していましたが、戻りました。
昨日は検査の全体像について書きましたが、
検査では、言うまでもなく、問題の特定をしていくわけです。
特に、整形外科的テストにおいては、今患者が抱えている問題が、
・神経の問題なのか
・筋肉の問題なのか
・靭帯の問題なのか
・その他の問題なのか
絞り込んでいきます。
ちなみにですが、全ての検査は、何かの問題を示唆するものに過ぎません。ある検査で陽性になっても、それはあくまでその問題であるとは断定できず、可能性を示すものに過ぎません。
また、
・左右で違いはあるか
・痛みの質
・表情
等といったことも、検査においては重要となってきます。そういったことを、検査を行う側は五感を研ぎ澄ませてみていきます。
このようにして得られた結果は、原因の分析~施術方針の決定に役立てられるのみでなく、
一定期間おいてどのように改善されたか、改善状況を見るうえでのログとしても有用となります。
今日のまとめは、
・整形外科的テスト等で、問題の絞り込みを行う
・検査を行う者のスキルも必要
・検査の経緯により、改善状況が確認でき、それに合わせた最善の施術やアドバイスができる
です。